サーフボードの剥離(デラミネーション)って直せる?
先に結論です。サーフボードの剥離(デラミネーション)はFRPとフォームの層が剥がれた状態で、修理は可能ですが範囲が思ったより大きくなりがちです。早めに持ち込むのがベターです。
剥離(ハクリ)ってどういう状態?
いやこれね、よく聞かれるんですけど。
サーフボードのデッキ——足を乗せる上面ですね——長いこと使ってると、FRPの層と中のフォームの層が剥がれてくることがあるんですよ。押すとペコペコする、あの感じ。
英語だとデラミネーションって言いますね。ラミネートが剥がれる、ってことです。
で、これが一回起きると、他の部分にも広がっていくんですよね。「剥離してきている」っていう持ち込みが今回もありました。
修理範囲は思ってるより広くなる
これがね、見積もりが難しいんですよ(笑)。
ペコペコしてる部分を押して確認するんですが、実際にカットしてみると一回りか二回りぐらい大きくなるのが普通です。今回は私が想定してたサイズより15センチぐらい上まで剥がれてましたね。
さらにフォーム自体が傷んでる場合は、表面がパサパサになってて、エアーで吹くと軽く飛び散るくらいになってる。そういう時はフォームも取り除かないといけない。
今回は範囲40〜50センチぐらいで中ぐらいのレベルでしたが、費用は高くなります。費用対効果って観点では良くはないんですけど、サーフボード自体が高いし、直したい気持ちはわかるんで受け付けてます。
樹脂だけで直してはダメ!ガラスクロスとセットで
剥離の修理でよくある誤解がこれで、穴開けて樹脂流せばいいんじゃない?って思う方もいるんですよ。
でも樹脂単体は弱いんですよね。強度もないし粘度もない。FRPっていうのはガラスクロスと組み合わせて初めて強くなる素材なんです。
「じゃあ市販のUVレジン(サンキュアレジン)でいいじゃないか」ってなるんですが、UVレジンって粘度が高くてガラスクロスに染み込まないんですよ。なのでUVレジン+ガラスクロスの組み合わせは合わないです。
修理するときは必ずガラスクロスと一緒に、適切な樹脂で。これを覚えておいてください。
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削り作業が一番難しい
なんでね、剥離修理の中で一番難しいのが削りだと思ってて。
もともとのサーフボードの素材と、修理で入れた新しいFRPとで、削れ方が違うんですよ。手でブロックで削ると、元のサーフボードだけ削れすぎてしまう。
私はシングルアクションのサンダーを使って、境目の面をうまく取りながら均していくんですが、これ慣れが必要です。DIYで挑戦しようかなって方には正直難しいと思います。
おまけ:タケノコいただきました
今日ね、内陸の友達がタケノコ持ってきてくれまして(笑)。嬉しいですよね。
米のとぎ汁と唐辛子で茹でるって言ってたんですけど、唐辛子って何のためなんだろう。色止め?もし知ってる方いたらコメントで教えてください。
今夜は外でご飯の予定ができたんで、帰ってきてからタケノコ挑戦してみます。唐辛子買ってこないと!
まとめ
・サーフボードの剥離(デラミネーション)はFRPとフォームが剥がれた状態
・修理範囲は見た目より1〜2回り大きくなるので見積もりに幅が必要
・樹脂だけではNG。必ずガラスクロスと組み合わせること
・UVレジンは粘度が高くガラスクロスに染み込まないので不向き
・削りが難しいのでDIYより工房に持ち込むのがおすすめ
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