サーフボードのデッキ面ラミネート作業と、豪州でのカルチャーショック

サーフボードのシェイプが終わった後は、ラミネートを行います。

「デッキ面(足を乗せる側)」のラミネート作業では、強度を持たせるために4オンスと6オンスのガラスクロスを重ねて樹脂(レジン)でコーティングします。

防毒マスクとメガネが必須の毒ガス作業です。

宮城県仙台市のサーフボード修理・カスタムオーダー専門店「サーフワークス仙台」です。

■ 【作業記録】デッキ面のラミネートとガラスクロス

おつかれワークス!サーフワークス仙台だゆ〜。

今日は午前中に市内へ用事で出かけて、午後から工房に戻って作業をしました。

 

昨日の続きで、シェイプしたサーフボードのデッキ面(足が乗る方)のラミネート作業です。

4オンスと6オンスのガラスクロスを重ねて、レジンでスッスッス〜と圧着コーティングしていきます。

もちろん防毒マスクとメガネは必須です。

 

作業中はいつもラジオやYouTubeを流しているんですが、今日は東大卒の哲学者が解説している、「百人一首と、英語と日本語の構造の違い」という話を聞きながらやっていました。

「英語は結論から言うからわかりやすい」という話が、妙に腑に落ちて面白かったです。

■ 19歳のワークス君、オーストラリアの寿司屋を2週間でクビになる

午後、長い間修理したボードを預かっていたお客様が引き取りに来てくれました。 普段は漁師をされている方なんですが、今度「寿司スクール」に通うという話になり、そこから私の若かりし頃のオーストラリア時代の記憶が蘇りました。

 

実は私、オーストラリアに渡って一番最初の仕事が「寿司電鉄(仮名)」というお店でのアルバイトだったんです。

カリフォルニアロールとかを握るんですが……なんと2週間でクビになりました(笑)。

 

理由は、「I love wasabi!」というオージーに、それならどうぞと、シャリの間にわさびを多めに詰めて、食べてツーンと悶える姿を楽しむ……というふざけた遊びをやっていたからです。

それをオーナーに見つかって、文字通り「You're fired(お前はクビだ)」と宣告されました。

19歳で社会の厳しさを知りました。

その後、怪しい日本のレンタルビデオ屋を経て、現地のサーフボード工場で働くことになります。

そこで一番衝撃を受けたのが、オーストラリア人たちの「働き方」に対する感覚です。

日本人は「雇ってもらっている」という感覚が強いですが、向こうの人は「俺が働いてやってんだから、いつでも辞めるぞ」というスタンスなんです。

だからすぐにサボる(笑)。

その中で、真面目に黙々と作業する私が逆に評価されて、結果的に長く働くことができました。

ただ、金曜日の昼になると社長自らケースでビール(VB)を持ってきて、みんなで飲み始めて午後は誰も仕事しないんです。

そりゃあ海外からのボードの納期が半年とか遅れるわけだ、と納得しました(笑)。

結局ビザの関係で強制帰国になりましたが、もしあのまま寿司職人を続けていたら、今の自分はなかったかもしれませんね。

明日はフィンの工程を進めます!それでは本日もお疲れワークス!

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