サーフボードの自作やリペアにおける「ラミネート(ガラスクロスと樹脂のコーティング)」は、硬化剤の量や気温、作業スピードによって大失敗するリスクがあります。
特にチャンネルが入ったボードはエアー(気泡)が入りやすく難易度が跳ね上がります。
今回は実際のカスタムオーダーの作業風景と、過去にやってしまった「樹脂が固まって大惨事になった失敗談」をご紹介します。
宮城県仙台市のサーフボード修理・カスタムオーダー専門店「サーフワークス仙台」です。
■ 【作業の裏側】4チャンネルのボトムラミネートと「エアー」との戦い
おつかれワークス!サーフワークス仙台だゆ〜。
今日は少し早めですが、オーダーいただいたカスタムボードのボトム面(裏面)のラミネート作業が無事に終わりました。
今回のボードはボトムに「4チャンネル」が入っているんですが、これがまぁ〜ラミネートが難しいんです(笑)。
溝に樹脂を流し込んでガラスクロスをピタッと貼りたいんですが、どうしても段差でエアー(気泡)が入ってしまう。左側のチャンネルをグッと押し込むと、今度は右側が引っ張られてエアーがプクッと入る……の繰り返し。
こういう時は、硬化剤を少し多めに入れた樹脂を溝に垂らしておき、硬化が始まって「ゲル状」になってきたタイミングでクロスをひっつけてエアーを抑え込むという裏技を使います。
それでも少し入ってしまったエアーは、後で削ってやり直したりと、なかなか神経を使う作業でした。
明日はひっくり返してデッキ面(表面)のラミネート。
バッチリ仕上げていきますよ!
■ 【過去の失敗談】友達と一緒にラミネートして大惨事!?
ラミネート作業をしていると、1年半くらい前に友達のオーダーボードを作った時の「苦い失敗談」を思い出します。
そのボードは、ストリンガー(真ん中の線)を境にして、右と左で色が違うツートンカラーのオシャレなデザインでした。
「せっかくだから友達も自分でやってみるか!」ということになり、私と友達で片面ずつ、同時にラミネートをスタートしたんです。
私はいつものペースで、樹脂をボードにドバッと流してパパパッと全体に伸ばしていきました。ふと友達の方を見ると「あれ?なんか俺の樹脂、もう固まってきたんだけど!?」と焦っているんです。
見に行ったら、なんと友達の樹脂がすでに「ゲル状のドロドロ」になっていて、「うわぁ!これヤバいぞ!」と大慌て(笑)。
結局、無理やり伸ばそうとしたものの、レール(縁)の部分がグチャグチャになってしまい、後日新しく作り直すハメになりました
■ なぜ失敗したのか?DIYでラミネートする時の教訓
私と友達、「まったく同じ量の硬化剤」を入れたのになぜ友達の樹脂だけ一瞬で固まってしまったのか?
原因は「容器の中に樹脂を溜めていた時間」です。
私はすぐにボードの上に樹脂をぶちまけて薄く伸ばしたので、熱が分散されました。しかし友達は、容器の中に樹脂を多く残したままチマチマと作業していたため、容器の中で樹脂が急激に熱を持ち、一気に硬化が進んでしまったんです。
サーフボードのラミネートは、樹脂の温度、気温、硬化剤の量のバランスが命。
もしこれからDIYでラミネートにチャレンジしてみたいという方は、「硬化剤は少なめからスタートする」のが絶対に無難ですよ!
失敗すると、シェイプからやり直しで心が折れますからね(笑)。
というわけで、プロでも(昔は)こんな失敗をするくらいラミネートは奥が深いんです。
「やっぱり自分でやるのは怖い!」という方は、ぜひサーフワークス仙台にお任せくださいね。
それでは本日もお疲れワークス!
🔨 サーフボードの修理・カスタムオーダーのご相談はお気軽に!
「こんなデザインの板が欲しい!」「自分で修理して失敗したから直して!」といったご相談も大歓迎です。
まずはLINEでご希望をお聞かせください!
#サーフボード自作 #サーフボードラミネート #DIYサーフボード #硬化剤 #サーフボード修理 #カスタムオーダー #サーフワークス仙台 #お疲れワークス
コメントをお書きください