一発勝負の「柿色」ティント。呼吸を止めて挑むラップカットの緊張感

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サーフワークス仙台です。

他店で断られた修理、こだわりのカスタム、まずはご相談ください。職人が直接診断します。

【理想の「オレンジ」が到着】

おはようワークス! 今日は工房に、待ちに待った材料が届きました。

先日シェイプしたボードのラミネート作業で使用する、オレンジのカラーティントが届きました。

他にも次にシェイプするボードのフォーム、ロービングです。

今回使用するオレ

ンジは、ただのみかん色ではありません。 

赤みが強く、熟した柿のような深いオレンジ。 

瓶に入っている状態ですでに美しい色味です。「これがボードに乗ったらどうなるか…」と想像すると居ても立ってもいられず、予定を変更して先にラミネート工程へ入ることにしました。

【一発勝負のラップカット】

ティントカラーのラミネートで最も神経を使うのが、「樹脂硬化のタイミング」です。

早すぎればベタベタになり、遅すぎればカチカチで刃が通らない。

樹脂が「ゼリー状を越え、カチカチ」になる一瞬を見極め、テープに合わせて余分なクロスを切り取る「ラップカット」を行います。

カッターの刃を入れる角度、引くスピード。

これがズレれば、美しい境界線(ライン)は生まれません。 この時ばかりはラジオも止め、「音を遮断」してゾーンに入りました。

結果、バシッと決まりました。

この緊張感と、テープを剥がした瞬間の美しさこそ、ティント作業の醍醐味です。

【見えない工夫:凹みを「消す」技術】

その後、ロングボードのデッキ側作業へ移行しました。

ここでは、単にクロスを巻くだけではない「職人の計算」があります。

古いボード特有の「凹み」に対し、削りすぎず、かつクロスが自然に乗るように微調整。

今の段階で計算してクロスを配置することで、最終的な仕上がりが劇的に美しくなります。

「直した跡すら分からない」レベルを目指して、逆算の仕事をしています。

【まとめ:全ては「最高の1本」のために】

ミリ単位のカットバックも、目に見えない下地処理も、全てはお客様のボードを最高にするため。 今日も良い仕事ができました。


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