【名板再生】Hobie フィル・エドワーズモデルに宿る「美学」と、粉まみれの舞台裏

おはようワークス!サーフワークス仙台です。

 

最近、ラジオ(Stand.fm)へのコメントや「いいね」が増えてきて、本当に励みになっています。 「焼き芋の話、楽しんでます」なんて声を聞くと、必死のパッチで毎日生き延びている甲斐があるってもんです。

 

さて、今日は少し寒さが緩みましたが、工房の中は別の意味で「熱気」と「粉」に包まれています。

 

今日手がけたのは、サーファーなら思わず背筋が伸びる一本。 Hobie Surfboardsの「Phil Edwards(フィル・エドワーズ)」モデルです。

おそらく2000年代のレプリカだと思いますが、これがまた素晴らしい作り。

真ん中にはバルサ材を使った3ストリンガー。

テールには美しいウッドブロック。

「珍しいから、長く綺麗に乗りたい」というオーナー様の想いを受け、今回は「ラミネート作業に入りました。

機械じゃ出せない「手触り」を求めて

「ラミネートして補強」と口で言うのは簡単ですが、その下準備は壮絶です。

今日は240番のサンドペーパーを使い、全身粉まみれになりながらサンディング(削り)作業をしていました。

なぜ、そこまでやるのか?

機械でガーッと削れば楽ですが、それでは「愛されたボード」特有のフットマーク(足跡の凹み)までは拾いきれません。

長年乗られたボードには、目に見えない微妙な凹凸があります。

それを指先の感覚だけで確かめながら、手作業でゴシゴシと整えていく。

機械任せにせず、自分の手で「面」を作っていく。

 

粉とアセトンでズタボロになりながら、ワックスの成分を完全に脱脂し、クロスを切り出す。

この泥臭い工程があるからこそ、樹脂を流した時にボードとクロスの間で強力な接着力生まれるんです。

冬の職人の「小さな知恵」

ちなみに、この時期の工房ならではの「裏技」を一つ。

ラミネートに使う「マスキングテープ」、実はエアコンの前で温めてから使っています。

 

冷え切ったテープは粘着力が弱く、フォームに張り付きません。

温めて粘度を上げ、ピシッと貼る。 こういう地味な工夫の積み重ねが、仕上がりのクオリティ(=お客様の満足度)に直結します。

あなたの「宝物」も、蘇らせませんか?

今日はこのロングボードに加え、6フィートのショートボード(オレンジティント)の準備も進めました。 どんなボードでも、一本一本、粉まみれになって向き合っています。

 

もし、あなたの家に「昔乗っていた大切なボード」や「他店で断られた難しい修理」があれば、諦める前に一度見せてください。

 

「古いから」と捨てるには、その板はあまりにも美しい。

私が責任を持って、海に返せる状態まで仕上げます。

 

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「この傷、いくらで直る?」 「ヴィンテージボードをリペアしたい」

 

まずは写真を送ってください。Works-kunが状態を見て、すぐにお見積もりします。 冬の間に直して、春の初乗りを最高の一本で迎えましょう!

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