glen minamiさん

昨日、相棒のskil100プレーナーが壊れ、さて、どうしたものかとアツシ君に相談したら、たぶんglen minamiさん(レジェンドシェーパー)が同じプレーナー使ってるからパーツ持ってるかもしれないと言うことで連絡してみるよと。



ビリーにその話したら、オレも知り合いだからいま電話してあげるよと。

島だからみんな知り合いなのか?
で、翌朝早速glenさん登場!
肩脱臼したらしい。

パーツは無いけど、僕のプレーナー貸してあげるよ。
いま怪我してて、シェイプしないから使って良いよと。

で、出してきたのがこのプレーナー。
skil100のturbo chute customバージョン!
めっちゃカッコいい!

僕のと同じモデルなのでロッカーもイメージしてた通りに削れます。

そうそうこの感じ。
いまハンドシェイプで削る人ってほとんどいないと思います。
僕はマシン否定派では無いですし、マシンの複製機能は素晴らしいと思っています。

でも、まずは人間である自分の目と手と頭を使ったデザインや技術がどこまで通用するのかを純粋に試してみたいし、そこに価値があると思っています。

ちなみ僕の場合はラミネート、サンディングに至るまで全て僕自身による手作業です。
コレが僕のボードの価値です。
今どきハンドシェイプなんて時代に逆行してるのかもしれません。
でも実はコレが最先端かもしれないという事です。

マシンよって大量に作り出し、コストの安い国で生産してブランドのロゴをペタリ。

お店で販売員が、何リッターが貴方にピッタリですねってのは、モノで溢れた今の時代にはもう合わないんじゃ無いでしょうか?


ちょっと話が逸れましたが、
とにかく今でもハンドシェイプを続けているレジェンドが身近にいたおかげで、無事シェイプ完成です!

100% Hand Shaped By Kosei Sasaki
6’3“・18’3/8“・2’3/8”
7’0”・18’5/8“・2’5/8”
glenさんは今でも全部ハンドシェイプだそうです。
僕のシェイプしたボードを見て、Great!と言ってくれた事は、社交辞令だったしても嬉しいです。